Wine日記No.1(Pino Grigio, Long Island NY)
Wine Diary No.1 Channing Dauhter, Ramato, Pino Grigio, Long Island AVA
マンハッタンには2、3ブロックに1つは小さな商店のWine&Spiritsがあります。
その中で一つで、陽気そうなお兄さんにNYのワインを飲みたいのだけどとおすすめを聞いたら、なんと私の大好きなオレンジワインを出してくれました。
IGのwine diaryの感想です。
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ワインを語るときに悪い意味に聞こえてしまうかもしれませんが、良い意味で飲みやすいオレンジワインでした。別の日に行ってもう一本購入したほど気に入りました。このお店では26$+Tax(8.875%)現在為替レートが110円前後ですから約3100円ほどです。
Ramatoってどういう意味?オレンジワインって何?
ぶどうの果皮も一緒に漬け込んだ白ワインの事です。
通常白ワインは白ぶどうを収穫したら除梗(Egrappage/Destemming:茎を取り除くこと)してから圧搾(Pressurage/Press)してジュースを作り、発酵させますが、オレンジワインは皮や種も一緒に発酵させます。つまり赤ワインと同じ作り方をします。赤ワインは黒ぶどうから作るので皮にあるアントシアニンという色素が赤色を造りますが、白ワインはアントシアニンがないのでオレンジ色になります。
私の好きなオレンジワインの産地は
1)ジョージア🇬🇪ワイン誕生の国です。ジョージアではクヴェヴリという卵のよう(子宮の形とも言います)な壺で発酵・熟成させます。ジョージアワインの教室でジョージアワインではオレンジワインと言ってはいけません。✨アンバーワイン✨<琥珀色のワイン>と言ってくださいと念をおされました。(ジョージアワインについてはまた!)
2)イタリア🇮🇹フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州。といってもスロヴェニアに近い地域で作られるオレンジワインです。フリウリではオレンジワインではなく✨ヴィーノ・ラマート✨<銅色(Kopper)のワイン>といいます。
3)イタリア🇮🇹シチリア 初めてオレンジワインを飲んだのはシチリアのワインでした。なんとも爽やかで旨味があって、これまでのワインの印象をひっくり返されました。
(イタリアのオレンジワインについてももっと語りたいです)
日本でもオレンジワインを造っているワイナリーはありますが、まさかアメリカNYで最初に飲むワインがオレンジワイン(RAMATO)になるとは思いませんでした。名前の通り、フリウリの作り方を踏襲したワインですね。アメリカのワインと言えば、コテコテの分厚いカルフォルニアのワインしか日本で飲んでこなかったので、冷涼地域NY州でどんなワインに出会えるのか、これからが楽しみになった最初の一杯でした。
<フリウリのラディコン💕これまで飲んだオレンジワインの中でも最高にエレガントな女王ワイン>
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<シチリアのCOSが最初の出会い> 時々韓ドラ関連のコメントが入っています(すみません)
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