🍷念願🍷Napa & Sonoma Winery tours

サンフランシスコ＆ナパ＆ソノマに行ってきました🍷
San Francisco & Napa & Sonoma🍷

11ヶ月間のアメリカ滞在の締めくくりは大陸を横断して念願のNapa、Sonoma のワイナリー巡りです。よく駐在ご褒美に宝石などを買うというのは聞きますが、私の自分へのご褒美はこの旅行となりました！

以下、少し細かな話も書いてしまいますので、そこは読み飛ばしていただき雰囲気は写真とキャプションで追ってください😅

San Francisco🌉は夏が寒い🥶！

７月に入って蒸し暑くなってきたNYから往路６時間のサンフランシスコは陽が落ちると風が冷たく肌寒くてびっくりしました。結構みなさん厚着です。

サンフランシスコに到着したのが７月４日独立記念日でサンフランシスコの花火を泊まったホテルの46階ラウンジバーで見ようと行くと、

www.cityscapesf.com

空いてる？？なぜに？と思って席についてその理由がわかりました。🌫🌫

この後、霧FOGが広がり夜景は真っ白になりました

霧です。「Welcome to San Francisco!」花火も微かに見えた程度で皆さん早めに退散してました。しかし！このラウンジで飲んだワインはとても美味しかったです。👇

Sonoma MacRostie/Sonoma coast 2016 Chardonnay

macrostiewinery.com

ボトルで58ドル＋税チップですが、ワイナリーのサイトをみても2019年で26ドルなので2倍の値段で出してくれるとはなかなか良心的なBarでした。しかも2016年もの。しっかり落ち着いて保管されていたと思います。しっとり重厚感＋爽やかな重すぎない果実味があり、海に近い（寒い）ソノマの特徴をよく捉えているワインと思いました。

ちなみに・・・地形の話（読み飛ばして😅）

カリフォルニア沿岸は北から南に寒流（Cool Current）が流れていて海側の方が寒いのです。寒すぎてもダメな葡萄ですが、海岸山脈が海からの影響を緩和してくれています。Sea→海岸山脈→Sonoma→マヤカマス山脈→Napa→ヴァカ山脈となり海から内陸に行くほど暑くなります。（その先のセントラルバレーは40度超えるそうです🥵）
なのでsonomaはシャルドネやピノ、ナパはシャルドネとカベルネソーヴィニヨンが得意なのです。

ワイナリー巡り中はGoogle Mapを地形バージョンにすると分かりやすいです

そしてこの霧！教科書で読んではいたけれど、なぜカリフォルニアワインが世界で有名になったのか！この霧のおかげなんですね。

夏に内陸の空気が温まると上に上昇します。その下の部分に冷たい海の上でできた霧がザーザーとものすごいスピードで流れ込んで、その後谷に沿って進んだりします。夜から朝ぐっと冷えて、昼頃の気温上昇がゆっくりになるので葡萄がゆっくり熟成するのです！やはり実際に現地に来て、体験することが重要と思いました。

2日目のゴールデンゲートブリッジGolden Gate Bridge　11時30分頃真っ白！

Sonomaのワイナリー

１）Freeman Winery

実は最初にしてこの旅で一番のワイナリーでした。素敵な日本人の女性（Akiko Freemanさん）が旦那様と2001年創設されたワイナリーですが、作られているのはAkikoさん。試飲させていただいたワイン全てが、The Elegant!🍷 ブルゴーニュのワインのように洗練された上品さが漂っていました。

こちらでは当たり前のようですが、畑は同じピノでもクローン別に植えられているとの事。それをブレンドして、求めるスタイルのワインにされるそうです。解説してくださったのはブルックリン出身の元歯科医さん。退職したあとソノマに移り住んでワイナリーで働いているそうです。

とっても美味しくて、シャルドネ１本、ピノノワール２本買いました。

www.freemanwinery.com

Dのグラスがいつのまにか蒸発する！君はマジシャンか！と言われてました

２）Kunde Family Winery 

1904年に作られた広々としたワイナリーでした。結婚式や映画の撮影にも使われるくらい美しく広がる景色と贅沢な雰囲気の中で試飲できて幸せ💕でした。

ここの畑はゴブレGobeletと呼ばれる株仕立てです。南フランスやスペインなど乾燥地で多く使われている仕立てです。

www.kunde.com

Kundeたくさんの草花が植えられている素敵なロケーションです

これがGobelet初めてみました！興奮

この日はこのままNapaのホテルに入りましたが大量の試飲で９時ごろまでダウン！起きて暗くなった街でなんとかラストオーダー間際のナパラーメンをいただきました。お酒の後はラーメンに限ります！アメリカにきて２杯目のラーメン🍜美味しかった（笑）

Napaのワイナリー

注意）しっかり試飲させてくれるワイナリー巡りは１日２軒までが我々にはちょうど良かったと思います。特にNapaは・・・🍷Sonomaの２軒はどちらも試飲代45ドルですが、Napaは100ドルから200ドルもします。もったいないからと飲んでいると酔いすぎます。。。ご注意くださいませ。

３）Jarvis Estate

ここは洞窟ワイナリーとしてよく目にしていたので要望を出して行きました。ツアーと試飲で一人150ドルかかりますが、試飲するワインがゴージャスです。

www.jarviswines.com

オフィスも含めて全てが洞窟の中にあるという面白いワイナリーです。全てが洞窟の中なので年間通して一定の温度下で管理できるという利点があります。

この中で全ての作業を行うそうです

洞窟の中は神秘的な照明と滝と小川が流れています

この倍の量くらいが注がれます！

一番安いシャルドネで160ドルから😅５種類の赤ワインの後に、特別にとDTRという800ドルのワインも振る舞われました😆美味しかったけど、明らかに他のよりも美味しかったけど、800ドルってお値段にびっくりです。他の方々はリッチな感じの方が多くてきっとたくさん買われたのではないでしょうか。我々は一番まとまっているなぁというシャルドネ（160ドル）を一本買いましたが、「１本で大丈夫？」って聞かれてしまいあーやっぱりアメリカの富裕層のそれもナパのゴージャス感にはついていけないと思うばかりでした😅

４）Del Dotto Napa Valley

こちらも、とにかくゴージャスな感じが好き！って感じのワイナリーでした。ここは珍しく樽から直接飲ませてもらえるのでその体験としは面白かったですが、やっぱりプロでなければ樽から出したばかりのワインの良し悪しを推測するのは難しいですね。

www.deldottovineyards.com

その後はPizzaとポテトが振る舞われます。このPizzaが美味しかったです！その印象の方が強くて🍷は買いませんでした😄

チーズがしょっぱくて美味しいです

もうこの時点で酔ってしまいました。このワイナリーの試飲は一口飲んでは残りを捨てていたのですが、それでもだいぶ出来上がっています。

そして最後がメインイベントの

５）Opus One

www.opusonewinery.com

日本人も大好きオーパスワン🍷言わずと知れたボルドーのシャトームートンロートシルトの当主フィリップ・ド・ロートシルト男爵とロバートモンヴィが1978年に合弁企業を作ったのがオーパスワンです。有名なラベルの青い横顔は右を向いているのがフィリップ男爵、左を向いていいるのがロバートさんです。

昔はそれでも若いヴィンテージなら日本でも2万円台で買えていたと思うのですが🤑、今は365ドルからですね。。。ここの試飲代は100ドルで2016と2018、そしてセカンドのオヴァチャーを試せます。とても素晴らしい🍷であることは確かですが、できれば抜栓後数時間置いたものの方がもっと美味しくなると思います。

オーパスワンは最初に訪れてゆっくり時間をかけて楽しむことをおすすめします。

オヴァチャーを買いました。これは150ドルくらいで買えます。

1991年に完成した美しい建物

しっかり空気を含ませると華やかさとシックな味わいをもつワインになります

ながながお付き合いいただきありがとうございました。２泊Napaに滞在し,またサンフランシスコに戻りました。ワインはサンフランシスコのお店でワイナリーで買ったものも含めて12本かって、来月届くように日本に送りました🇯🇵なので旅の思い出は日本に帰ってからのお楽しみになります。🥂🍷

帰りは霧も晴れてゴールデンゲートブリッジもよく見えました。快晴で暑そうに見えますが、とても涼しくサンフランシスコの気候がここまでよいとは驚きでした！夜景も見れて次の日にNYに帰りました。

金ではないけどゴールデンゲートブリッジ

ツインピークスからのサンフランシスコ全景！

普通の住宅街なのに観光客がたくさん！美しいロンバートストリート

サンフランシスコの坂は想像以上の斜度でした

サンフランシスコの夜景

さて、NYに戻りここから帰国準備です！実は少し前からムービングセールをしています。NYだと自宅前の引き渡しで楽ですね。掲示板に掲示した途端に引き取りてがつきました。捨てるにはもったいないけど、船便で送るほどではないものを日本人の方にお譲りしています。おまけで余ってる日本食などお渡しすると喜んでいただけます。韓ドラでよく見る手渡しはこちらでも当たり前のように行われていました。最初は緊張しましたが、ドアマン見守ってくれている家の前なので安心です。そのお話しもまたいつか！